2009年03月17日

ビル・チューブ

ビル・チューブ

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考案者 ?
購入先  梅田 阪急百貨店 テンヨーS.M.D.S.
価格 2,100円
分類 クロースアップ・紙幣・瞬間移動

現象
お客様より1,000円札をお借りします。
紙幣番号を控えていただき、小さく折りたたんで輪ゴムで留めます。
マジシャンは折りたたんだ1,000円札を左手に握ります。
そして右のポケットから真鍮製の小さな筒を取り出します。
「これはインドのソルトシェーカーです。」と言いながら、マジシャンは左手にシェーカーで何かを振りかけています。
「今日は塩ではなく"魔法の粉"が入っています。」といいお客様にお渡しします。
「申し訳ありませんが、"魔法の粉"を私の左手に振り掛けて下さい。」といいお客様にシェーカーを振っていただきます。
すると"魔法の粉"の力で、左手に握られていた1,000円札が消えてしまいました。
「お客様、次はシェーカーの中の"魔法の粉の素"を取り出していただけませんか?」とお願いします。
確かにシェーカーは振るたびに「カタカタ」音がします。
シェーカーの穴から覗くと何か塊が見えます。
"魔法の粉の素"でしょうか?
お客さまはシェーカーの蓋を開けようとします。
が、ねじが長くなかなか取り外せません。
30秒ほど回し続けようやくシェーカーの蓋を開けることが出来ました。
中には"魔法の粉の素"が入っています。
しかし・・・お客様は次の瞬間気づきます。
"魔法の粉の素"は先ほど消えた1,000円札なのです。
お客様自身が蓋を開け、取り出し、輪ゴムをはずし紙幣番号を確認します。
間違いなくお客様自身の1,000円札です。
密室状態のソルトシェーカーの中に1,000円札が不可能な飛行をしました。

感想
ビル・チューブです。

有名なマジックですがその形状ゆえなかなか使いにくいものです。

しかし怪しいので個人的には好きです(^^;

昔、ミスターマジシャンさんより「ビルチューブ・シェーカー」という商品が販売されていました。

私はそれを持っていなかったのでテンヨーさんの「ビル・チューブ」を加工し、使っています。

もちろん「インドのソルトシェーカー」というのは架空のお話です。

個人的に真鍮製の美しい道具はなんとなく「インド製」というイメージがあるもので・・・(^^;

現在は「アルティメット・ビル・トゥ・マーカー」という商品があります。

これは「ビル・チューブ」の怪しさを無くし、日常品である「マーカーペン」にしたことでトリックを感じさせないものになっています。

また、コレクターズ・ワークショップより「ペン・アルティメイト」というのもありましたが、少し日本では使いにくいようです。

また、本来「ビル・チューブ」は「紙幣が入る現象」のために使いますが、「入れたはずの紙幣が消える現象」に使う人がいます。

私はこれが好きではありません。

消えたのを確認するため、わざわざ開けるのに時間のかかるビル・チューブを使用するくらいなら他にもっといい方法があります。

また、「紙幣が入る現象」を行った後に「入れたはずの紙幣が消える現象」を行う方がいますが、もはやこれはマジシャンとしてのセンスを疑います。

入った後に出る現象を行うのは、もはや「パズル」であり「マジック」ではないからです。

いい道具も使い方を間違えればゴミになります。気をつけて演じて下さい。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| その他のマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする