2012年06月10日

ミラスキル

ミラスキル



考案者 スチュアート・ジェームス
書籍名 トランプマジック
著者 松田道弘
分類 クロースアップ・数理・カード・予言

現象
お客様に赤と黒のどちらが好きかお聞きします。
(ここでは赤が選ばれたとします。)
マジシャンは紙に何かを書き、お客様に渡します。
そしてお客様にカードを渡しよく混ぜていただきます。
次に一度に2枚づつカードを表向きにし、「赤赤」ならば赤を選んだお客様の前、「黒黒」ならマジシャンの前、「赤黒」なら横に避けて置いていっていただきます。
これをカードが無くなるまで行っていただきます。
その後、お客様に渡した紙を見ていただきます。
そこには「お客様のカードの枚数は私のより4枚多い。」と記されています。
お客様に「お客様側」のカードを数えていただきます。
次に「マジシャン側」のカードを数えていただきます。
すると予言通り間違いなくお客様のカードはマジシャン側より4枚多いのです。
大変不思議な現象です。

感想
「トランプマジック」の「ミラスキル」です。

指先のテクニックは使いませんので、原理さえしっかり覚えれば実演可能です。

カード自体は普通のもので、借りたものでも実演可能なので、覚えておけば大変重宝します。

また特徴として「繰り返しの演技」が可能です。

もちろん、毎回結果は違いますが、だからといって何度もやり過ぎるとダラダラしてしまいます。

やはり2回くらいが適当ですし、私もそれ以上演技をしたことがありません。
(実は繰り返しすぎると「少々面倒」というのが最大の理由ですが。)

大好きなマジックの1つです。

※この「トランプマジック」は素晴らしい本ですが、残念ながら絶版です。
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2011年10月04日

サイズ・サプライズ

サイズ・サプライズ



考案 斎川豊久(Saiqawa)
購入先 フレンチドロップ
価格 1,000円
分類 クロースアップ・カード・変化

現象
クラブのA〜5があります。
お客様に「どれが一番大きいですか?」と聞き、クラブのA〜5をテーブルに置きます。
すると・・・!あっと驚く結末が……!

感想
「サイズ・サプライズ」です。

ここで結末を書くと面白さがなくなるので、見たい方はぜひリクエストして下さい。

オープナーに最適な現象です。

価格もリーズナブルでおススメです。

posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月02日

アラビアンカード

アラビアンカード



考案 ?
書籍名 トリックカード事典
著者 松田道弘
分類 クロースアップ・パーラー・カード・変化

現象
マジシャンはクラブのAとクラブの2に挟まれたハートのQを示します。
お客様に真ん中のハートのQを取っていただきます。
するとハートのQだったはずが真っ白なカードになっています。
ハートのQはマジシャンのポケットからでてきます。

感想
「アラビアンカード」です。

海外では「スリーカードモンテ」の最も簡単なバージョンとして紹介されています。

とても易しく出来、自作も簡単です。

大変古くからあり、ご存じの方も多いかと思います。

またタイトルは違えど、殆どのマジックの本に載っているほど有名なマジックです。

はっきりした現象ですので大きなカードで製作すればパーラーでも演技可能です。

私はよく「移動現象」として演じています。
(枚数は変化しないので厳密には「移動」ではないですが)

大変易しいので演技のみに集中でき、重宝します。

アイデア次第で色々使える便利なマジックです。


※商品としては
テンヨー「カードマジック」525円
テンヨー「パーティーカードマジック」1,050円(ジャンボカード版)
ダイソー「変身トランプ」105円
等で販売しています。
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2011年09月28日

ファイブ・カード・メンタルフォース

ファイブ・カード・メンタルフォース



考案者 ダイ・ヴァーノン
書籍名 トリックの心理学
著者 高木重朗
分類 クロースアップ・カード・テレパシー

現象
マジシャンは5枚のカードを示し、お客様に好きなカードをイメージしていただきます。
マジシャンは5枚のカードから1枚を示します。
その示したカードとお客様のイメージしたカードが一致します。
驚異のテレパシー現象です。

感想
ダイ・ヴァーノンの「ファイブ・カード・メンタルフォース」です。

これは驚異的な現象ですが100%のトリックではありません。

しかし、ぜひ演じてみて下さい。

当たれば驚異的でお客様の心に一生残るほどのインパクトがあります。

アウトも色々考えられますが、失敗してもさほど問題ありません。

むしろ「今日は少し調子が悪いようです。」と言って次のマジックに移るくらい堂々としていればそんなにお客様の記憶には残らないでしょう。
(もちろん、それも100%ではありませんが・・・)

これは話術と演技の練習になります。

怯まず恐れずどんどん演じて下さい。
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2011年09月27日

マインドパワーデック(プロトタイプ)

マインドパワーデック(プロトタイプ)

mindpowerdeck.jpg

原案 オードリ・ウォルシュ
改案 ジョン・ケネディー
購入先 ミスターマジシャン
価格 4,800円
分類 クロースアップ・カード・テレパシー

現象
マジシャンはデックをスプレッドし、お客様に好きなカードをイメージしていただきます。
マジシャンはお客様に質問をし、カードを絞り込んでいきます。
マジシャンは最終的にイメージを一つにします。
そのイメージとお客様のイメージしたカードが一致します。
驚異のテレパシー現象です。

感想
ジョン・ケネディーの「マインドパワーデック」です。

前に紹介したオードリ・ウォルシュが考案しアル・コーランが簡素化した「ミラクルデック」と原理は同じです。

しかし、オリジナルのデックとして一から制作したという点はジョン・ケネディーの凄いところです。

これによりさらに信憑性が増しました。

しかもオリジナルジョーカーが付属しているので記憶しなくても演じることが可能になりました。

ただし、お客様に質問してイメージを絞り込むのは同じです。

またこのマジックはマリックさんがTVで演じていましたが、そのマリックさんが演じていた方法が今もって謎のままなのです。

イメージを絞り込む部分が無いのです。

それでいて4人のカードのイメージを読んでしまうのです。

トリックを知っている方はまさに「?」で、このマリックさんの演技は驚異的です。

私も映像を持っていますが、未だに分かりません。

また、それとは違いますが、ミスターマジシャンの根本さんの解説書にも質問無しの方法が載っています。

これも大変面白いので一読の価値ありです。

このプロトタイプの最大の欠点は「怪しいデザイン」であることです。

これは色々工夫が必要で、一番楽なのは「青裏のバイスクルカードをトップに置く。」方法です。

これなら多少、バックでスプレッドしてもバレません。

またフェイスのみのスプレッドならば赤裏バイスクルジョーカーでも可能です。
(上記写真)

ただ紙の材質のせいか経年劣化による変色はバイスクルよりも早いです。


※現在はバイスクル製のマインドパワーデックが販売されています。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☔| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月26日

ミラクルデック

ミラクルデック



考案 オードリ・ウォルシュ
購入先 ミスターマジシャン
価格 2,500円
分類 クロースアップ・カード・テレパシー

現象
マジシャンはデックをスプレッドし、お客様に好きなカードをイメージしていただきます。
マジシャンはお客様に質問をし、カードを絞り込んでいきます。
マジシャンは最終的にイメージを一つにします。
そのイメージとお客様のイメージしたカードが一致します。
驚異のテレパシー現象です。

感想
オードリ・ウォルシュが考案しアル・コーランが簡素化した「ミラクルデック」です。

1人〜2人が理想的ですが、4人くらいまでなら実演可能です。

現象としては非常に驚異的ですが、マジックを始めたばかりの方には少し荷が重いと思います。

また、記憶する部分も多々あります。

しかし、それらをクリアして演じてみて下さい。

お客様の反応は凄まじいものがあります。

心にイメージしたカードを紙に書くわけでもなく、マジシャンはイメージを絞り込んで当てて行く・・・。

一般の方が思い描くテレパシー現象をほぼ再現したと言っていいでしょう。

おススメです。
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2011年09月24日

テレカラーキットとその使い方

テレカラーキットとその使い方

telecolorkit.jpg

考案 ボブ・キング
購入先 ミスターマジシャン
価格 2,800円
分類 クロースアップ・カラーカード・透視

現象
マジシャンは表裏の無いカラーカードを取り出し示します。
お客様に好きな色をイメージしていただきます。
マジシャンが後を向いている間にお客様にイメージした色のカードをひっくり返していただきます。
マジシャンはカラーカードを受け取り1枚づつテーブルに置いていきます。
お客様にイメージを送っていただきます。
マジシャンはイメージを絞り最終的に1枚のカラーカードを示します。
そのカードはお客様のイメージした色と一致しています。

感想
「テレカラーキットとその使い方」です。

「目隠しをして当てる」「封筒に入れて当てる」等、色々な手順が載っていますが、一般的な手順は上記の方法です。

私も上記の手順でしか演じたことがありません。

非常にシンプルなトリックを使用していますが、人によってはカラーカードを感知しづらい方もいると思います。

よって100%あたるトリックではありません。

しかしカラーカードというお客様から見て珍しい素材を使用していますので、興味を引くには十分なマジックだと思います。
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2011年09月17日

X-レイ ファイル

X-レイ ファイル

X-rayfile.jpg

考案者 鈴木徹
購入先 阪急百貨店S.M.D.S.
価格 1,575円
分類 クロースアップ・透視・カード

現象
お客様に自由に1枚のカードを選んでいただきます。
そのカードを封筒に入れてしまいます。
マジシャンはそのカードを透視してしまいます。
素晴らしい現象です。

感想
「X-レイ ファイル」です。

なかなか面白いトリックで、原理を知るだけでもその価値はあります。

普通のカードで演技可能で、3枚くらいなら連続で透視可能です。

しかし、ある程度マジックをしていると逆にこのマジックは面倒に感じてしまい実演しないでしょう。

私自身もお客様の前で演じたことはありません。

しかし、最初に書きましたが、原理を知ると非常に面白いです。

それを知るためだけに購入するのもありだと思います。

※残念ながら絶版です。
posted by 葵栄治 at 00:54| 兵庫 ☁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

ファイブカード・モンテ

ファイブカード・モンテ

aldinifivecardmonte.jpg

考案者 アルディーニ
購入先 マジックハウス
価格 800円
分類 クロースアップ・カード・カードモンテ

現象
マジシャンは4枚の赤いカードと1枚の黒いカードの合計5枚のカードを示します。
お客様に1枚の黒いカードを探していただきますが見つかりません。
最後に5枚のカードを全て示しますが、あったはずの黒いカードが見当たりません。
全てのカードが赤くなってしまいました。

感想
アルディーニの「ファイブカード・モンテ」です。

このマジックは私が高校生の時に初めて購入した本格的なマジックでした。

値段が安いのも特徴ですが、モンテマジックだけでなくアイデア次第で色々な演技が可能で、私はどちらかと言えば「黒いカードの瞬間移動現象」として使用していました。

まあ、手持ちのカードの枚数は変化しないので厳密にいえば「移動現象」としては不自然なのですが・・・
しかしそれを言ってしまうと一般的な「フォーエース」も不自然な現象になってしまいますし、黒いカードが消えるインパクトが強いので意外と枚数の不自然さはお客様は感じていない様子です。
(個人的な感想ですが。)

また枚数を数えずに赤いカードだけになったことを示せばそうは問題ありません。

他にも色々と使えますので持っていても損はありません。

※私が最初に入手した時は「エイビエーター(キャラバン)のブリッジサイズの赤裏」のカードでしたが、現在は「バイスクルのライダーバックの赤裏」になります。
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2010年08月08日

デバノスタイル・ライジングカード

デバノスタイル・ライジングカード

risingcarddvano.jpg

考案者 ハリー・デバノ
購入先 トリックス
価格 3,800円
分類 クロースアップ・カード・デック・ライジング

現象
3人のお客様にカードを選んでいただきます。
カードを覚えるかサインをしていただきデックの中に返していただきます。
カードをそろえグラスの中に入れます。
するとデックの中から写真のようにカードが1枚せりあがってきます。
間違いなくお客様のカードです。
残り2枚のカードも次々とせりあがってきます。
驚異的な現象です。

感想
ライジングカードです。

中でもこのイギリスのマジシャン、ハリー・デバノ考案の「デバノスタイル・ライジングカードデック(デバノ・タイプ)」はクラシックと言っていいくらい古くから生き残っているマジックです。

このタイプの最大の特徴は「マジシャンが手を触れずにカードがせりあがる。」ことです。

カードがせりあがる瞬間、マジシャンは全く手を触れません。

お客様からすれば驚異的なことらしく、せりあがる瞬間は声が上がるほどです。

さらに複数枚のカードのライジングが可能で、その部分も優れています。

このマジックはアルバート・ゴッシュマン等の著名なマジシャンだけでなく、マジックを演じている方なら一度は演じたことがあるくらい素晴らしいマジックです。

もし、まだ演じていない方がいるならぜひご購入下さい。

現象もはっきりしていますので、レギュラーデックでもパーラーくらいなら演技可能です。

持っていて「良かった!」と思えるくらい優れたマジックです。

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2010年07月08日

マジックトランプ(テンヨー)

マジックトランプ(テンヨー)

tenyomagictrump.jpg

考案者 ?
原題 ユーレカ・デック
購入先 梅田 阪急百貨店 テンヨーS.M.D.S.
価格 1,575円
分類 クロースアップ・カード

現象
このマジックトランプを使えば「トライアンフ」や「ワンデックを赤と黒に分ける」等が易しく出来ます。
またそれ以外にもたくさんのカードマジックが出来ます。

感想
テンヨー製マジックトランプです。

色々なメーカーから販売されています。

しかし、どのメーカーも基本原理は同じで、いずれ紹介しますが、原題は「ユーレカ・デック」と言います。

この「ユーレカ・デック」は2種の特殊加工がされていますので、たくさんのカードマジックが出来ます。

それらの仕掛けは、相手が目で見てわかるものではありません。

その仕掛けは「リーダーデック」と「ストリッパーデック」です。

しかし正直、私はあまり使う気にはなりませんし、逆に使うと面倒事が多くなるような気がします。

テンヨーさんの商品にはテキストが付属していて、20種類のカードマジックが解説されていますので、教材としては良いと思います。

またテンヨーディーラーの清水一正さんは、このトランプで流れるような楽しい手順を見せてくれます。

もし阪急百貨店に行かれる場合はリクエストしてみて下さい。

恐らく「即購入」してしまうでしょう。

色々書きましたが、何個か持っていれば初心者の方に教えるのにも重宝しますし、色々なカードマジックのアクセントにもなります。

解説書を読むだけでも損はありません。
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2010年05月25日

アウト・オブ・ジス・ワールド

アウト・オブ・ジス・ワールド

outofthisworld.jpg

考案者 ポール・カリー
書籍名 ポール・カリーの奇術
分類 クロースアップ・カード・テレパシー

現象
マジシャンはお客様にカードを1組渡します。
お客様に裏向きのままカードを直感のみで「赤(ハート・ダイヤ)」と「黒(スペード・クラブ)」に分けて置いていただきます。
全て置いたらカードを表向きにします。
すると直感のみで表を見ずに裏向きにカードを分けたにもかかわらずパーフェクトに赤・黒にカードが分かれています。
マジシャンがテレパシーでお客様をコントロールしたかのような驚異の現象です。

感想
ポール・カリー原案の「アウト・オブ・ジス・ワールド」です。

ダイ・ヴァーノンが「20世紀最高のマジック」と言っただけあって1942年に発表された当初は「新原理」の今までにないマジックでした。

また色々なマジシャンが改案を出しているところを見てもその素晴らしさが分かります。

欠点としては「手順が長い」ことくらいでしょうか?

しかし、現象で取り戻せるくらいのインパクトがあります。

また、どうしても手順が長く感じてしまうならU・F・グラントの改案がいいと思います。

また、このマジックは面白い話もあります。
チャーチル大統領(ウィンストン・チャーチル)はこのマジックがあまりにも不思議で6回もリクエストした・・・というエピソードです。
(真偽は不明です。)

とにかく、まだ演じたことがないなら、ぜひ一度演じてみて下さい。

お客様の驚き様にマジシャン自身が驚くはずです。
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2010年05月01日

ミステリー・ボックス

ミステリー・ボックス

mysterybox.jpg

考案者 ジョン・ケネディー
購入先 東京マジック
価格 9,800円
分類 クロースアップ・カード・瞬間移動

現象
マジシャンは最初に怪しげな箱を取り出しテーブルの上に置いておきます。
お客様にデックから一枚カードを選んでいただき、サインしていただきます。
サインをしたカードをデックの真ん中に入れます。
直後に、マジシャンは実はこの箱にはお客様の選んだカードが予言されていると宣言します。
箱を開けると四つ折りのカードが中に入っています。マジシャンは箱から四つ折りのカードを取り出します。
広げるとなんとそのカードは「お客様が選んでサインしたカード」そのものです。
お客様は書かれているサインを確認しますが間違いなくお客様自身のサインです。
デックを確認しますがやはりサインカードは存在しません。
カードを選んでサインしていただく前からお客様の目の前に置かれていた箱に「不可能な移動」をしました。

感想
ジョン・ケネディーのミステリー・ボックスです。

これは昔からある「サインド・カード・トゥ・ザ・ボックス」ですが、ある部分を改良してあります。

それをさりげなく見せることでこの現象が「完璧」になりました。

実際はアンビシャスカードのクライマックスによく使います。

最初から目の前に置いてある箱の中に、お客様自身がサインをしていただいたカードが四つ折りになって現れる・・・
表現しようのない不可能現象です。

ただ、「マーキュリー・カードフォールド」というジョン・スカーニが口からカードを出すのに使用していたテクニックが必要です。

これは覚えればこの他にも色々使えますので、まだの方はぜひ習得して下さい。

現在は「ミステリー・ボックスU」というのが出ています。
これはさらにトリックの部分がリアルになっているそうです。

後、「プレディクション・ミステリーボックスU」や「ビル・ミステリーボックス」等があります。

「プレディクション」は予言の紙を入れておくための箱で、どんな予言も100%当たります。

「ビル」はサインをした、もしくは紙幣番号を控えた紙幣が箱の中に瞬間移動します。

この二品も「カード」同様、トリックの重要部分が改良され、「完璧」になっています。持っていて損はありません。

それと私がよくやる方法ですがデックから先にマジシャンが一枚カードを選んで、表を見せずに四つ折りにします。

箱の蓋を開けその中に四つ折りカードを入れます。そして箱の中がお客様に見えるように蓋を開けたまま寝かせて置いておきます。

後は同じです。この方法は昔からよくある「四つ折りカードをクリップに留める。」方法を楽にしたバージョンです。

皆さんもお試し下さい。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月05日

ビトゥウィーン・ユア・パームズ・ワレット

ビトゥウィーン・ユア・パームズ・ワレット

betwenyourpalmswallet.jpg

考案者 アレックス・エルムズレイ
購入先 ミスターマジシャン
価格 1,800円
分類 クロースアップ・カード・財布

現象
マジシャンは1枚のカードをデックより取り出し、表を見せることなく財布の細い方の=の下に裏向きに差し込みます。(写真右の裏向きのカードが差し込まれている方。)
この財布は閉じてテーブルに置いておきます。
次に3人のお客様にカードを選んでいただき、3人目のお客様のみカードにサインをしていただきます。
3枚のカードを返していただき、デックに入れよく混ぜます。
1枚目のお客様のカードを当てます。
財布を広げ幅広の=の下に裏向きにカードを入れます。(写真左の表向きのカードが2枚差し込まれている方。)
次に2枚目のカードを当てます。
1枚目のお客様のカードを表向きにし、2枚目のお客様のカードも表向きに差し込みます。(写真の状態)
次にカードを選ぶ前から入れていた、細い方の=の下のカードを確認します。
なんと!このカードはサインが入っている3人目のお客様のカードです。
時間のパラドックスが起きたような衝撃的な現象です。

感想
「エルムズレイ・カウント」で有名なアレックス・エルムズレイの作品です。

「ビトゥウィーン・ユア・パームズ」に最適な財布がこの「ビトゥウィーン・ユア・パームズ・ワレット」です。

選ぶ前から入れていたカードがサイン入りのお客様のカードに変化する現象はタイムパラドックスが起きたかのような強烈な印象をお客様に与えます。

現象だけを読んだらややこしそうですが、実際に演じてみるとそうでもありません。

「細い方の=」に入れているカードは「カードを選ぶ前に入れていた」ことを強調しなければ効果が半減してしまいますので、この点だけは十分気を付けなければいけません。

この点は私は最初からカードを入れておき、「予言のカード」と称してお客様に示す方法をとっています。

それにより少しは「最初からあったカード」と印象付けれるかなと思っています。

値段も安価で、コストパフォーマンス的にも優れていますので、2、3個持っていても邪魔にはなりません。

超おススメです。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☔| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

ジプシーカース

ジプシーカース

gypsycurse.jpg

原案 ピーター・ケーン
原題 ワイルドカード
改案 ? 
購入先 ?
価格 2,000円
分類 クロースアップ・カード・変化

現象
マジシャンは1枚のダイヤのQと6枚のクラブの8を示します。
1枚のダイヤのQを使い、クラブの8を次々とダイヤのQに変化させていきます。
最終的に6枚のクラブの8は、全てダイヤのQになり、7枚のダイヤのQが完成します。
ビジュアルで驚異的な現象です。

感想
俗に言う「ワイルドカード現象」です。

このマジックに使用するカードは少し大きくラミネート加工してあるので傷みにくく長持ちします。

通常、ワイルドカードは9枚使用しますが、ジプシーカースでは7枚のみです。

またワイルドカードとは少し手順が違います。

このマジックはフレッド・カップスがよく演じていたそうです。

ただ、私はこのマジック自体、演じている方を見たことがありません。

通常のワイルドカードの方が入手しやすいと思うので、そちらの方が演じやすいのかもしれません。

また、国内で扱っているショップを見たことがないので、そのあたりもあまり見ない要因の一つなのでしょう。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

ソーテッド・アフェア

ソーテッド・アフェア

sortedaffaia.jpg

考案者 ショーン・ボグニア
購入先 ミスターマジシャン
価格 2,100円
分類 クロースアップ・カード・分離

現象
マジシャンは赤と黒3枚ずつのカードをデックより取り出しはっきり示します。
残りのデックはお客様に混ぜていただきます。
マジシャンは表向きにスプレッドしてバラバラであることを示します。
次に、先ほどデックより取り出した赤と黒3枚ずつのカードを交互に重ねていきます。
しかし、それを広げると、なんと赤と黒とで分かれています!
続いて表を見せながら交ぜます。
が、やはり分離しています。
最後にお客様にも手伝っていただきます。
お客様とマジシャンで交ぜ合わせます。
しかし、なんとそれでも赤と黒に別れてしまいます。
最後は、お客様に混ぜていただき、バラバラだったはずのデックが赤と黒、交互に分かれているのです!
クリーンで驚異的な分離現象です。

感想
俗に言う「オイル&ウォーター」現象です。

とてもクリーンに演じることが可能で、さらにクライマックスが付いていますのでとてもいいです。

しかも、テクニックはほぼ不要です。

が、私的に「デックが赤と黒に分かれている。」クライマックスの部分が昔から苦手です。

このクライマックスに使用されているトリックは、昔からなのですがどうしてももたついてしまい、しかもうまくいかないことが多いです。

この部分をうまくできる方は非常におススメです。

マニアが大好きなオイル&ウォーターをクライマックス付きで実演できる・・・。

一般のお客様も単調にならずに楽しむことができるでしょう。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月09日

シルキースムース・プレデクション

シルキースムース・プレデクション

silkysmoothp.jpg

考案者 ジョー・シルキエ
購入先  ?
価格 1,500円
分類 クロースアップ・カード・予言

現象
赤裏と青裏のデックを用意します。
青裏のデックから一枚予言のカードを出します。
裏向きのままお客様の目の前に置きます。
赤裏のデックを取り出しカードを一枚ずつテーブルの上において行き、好きなところでストップをかけていただきます。
さらに二つのパケットに分け、好きなパケットを選んでいただきます。
お客様に全く自由に選んでいただいたカードとテーブルの上の予言のカードをお見せします。
なんと、予言のカードとお客様が自由に選んだカードが全く同じカードなのです。
不可能な現象が起こりました。

感想
シルキースムース・プレデクションです。
ほとんどの方は知らないのではないでしょうか?

かなり前に手に入れた商品ですが、最初はそのよさが分かりませんでした。

しかし、「ピアノ・トリック」等の素晴らしさが分かった瞬間、このマジックの素晴らしさが分かった次第です。

最初は「ふ〜ん・・・」くらいのもので、使う事無く眠っていましたが
「ピアノ・トリック」を多用する頃になって「これはいける!」と直感し使うようになりました。

これのいいところは
「予言のカードは一枚だけテーブルの上に置いてある。」
「心理トリックを使っているため技術不要である。」
「この後、好きなカードマジックにつなげることが可能である。」
等など、利点が多いです。

しかし、やはりマジックを始めたばかりの方は「心理トリック」の部分で「大丈夫?!」と思うかもしれません。

しかし、自信を持って行えば絶対大丈夫です。
私は一度も失敗したことはありません。

また、このマジックはマニアの方もあまりご存じないのではないでしょうか?

この効果の素晴らしさは実演してみないと分かりません。

私もあまり広めたくありません。

現在、このマジックは入手可能かどうか分かりません。

もし持っている方で眠らせている方は、ぜひお試しください。

きっとお気に入りになりますよ。
posted by 葵栄治 at 02:13| 兵庫 ☁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

愛のカード(ワイルドカード)

愛のカード(ワイルドカード)

ainocard.jpg

考案者 ピーター・ケーン
購入先 UGM
価格 1,000円
分類 クロースアップ・カード・変化

現象
お客様に「愛」「お金」「宝石」の3枚のカードを示します。
この世で一番大切なものは何かお客様にお聞きします。
マジシャンはカードを1枚取り上げ、そのカードを他のカードにくっつけていきます。
すると、そのカードが取り上げたカードに変化します。
残りのカードも同じように変化します。
3枚の異なっていたはずのカードが全て同じカードになりました。

感想
このマジックは俗にいう「ワイルドカード」現象です。

しかし、ピーター・ケーンの原案の方法よりはるかにやさしく出来、さらに3枚のみですので、原案の9枚使う方法に比べしつこくありません。

カードのデザインも面白く、ストーリーが作りやすいです。

安価で効果的なマジックです。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

新幹線

新幹線

shinkansen.jpg

考案者 フィル・ゴールドスティン
購入先 フレンチドロップ
価格 1,800円
分類 クロースアップ・カード・移動

現象
4枚の赤裏のカードをお客様に持っていただきます。
もう一人のお客様には青裏の4枚のカードを見せ、その中から一枚好きなカードを選んでいただき、そのまま持っていただきます。
すると、その直後、青裏の4枚のカードから選ばれたカードだけが消え、3枚になっています。
赤裏の4枚のカードを見ると5枚になっていて、そのうち一枚が青いカードです。
そのカードを見ると、なんと!選ばれたカードです!
選ばれたカードが不可能な移動をしました。

感想
世界最高のメンタリスト、マックス・メイビンことフィル・ゴールドスティン師の「新幹線」です。

名前の由来は特に意味がないようです。
(親日家らしい師のネーミングです。)

松田先生も「カードの増加はまるで見当がつかなかった。」と言われるほど完成された作品です。

この現象は、カードの枚数を少なくすればするほど、お客様には現象が分かりやすくなりますが、マジシャンの方は少なくなればなるほど難しくなります。

この「新幹線」はそれを実現し、さらに比較的簡単に現象を起こすことが可能です。

トリックを知らなければ、マジシャンも必ず引っかかるでしょう。

まさにカード・アクロス現象の究極版です。

posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月04日

ウルトラ・コレクター

ウルトラ・コレクター

ultracollector.jpg

考案者 ドン・イングランド
購入先 ミスターマジシャン
価格 1,800円
分類 クロースアップ・カード・コレクター

現象
マジシャンは4枚の10のカードを取り出します。
3人のお客様にカードを選んで覚えていただき、デックに戻していただきます。
マジシャンは4枚の10をデックのトップに置き揃えます。
しかし、次の瞬間、4枚の10を広げると、なんと間に裏向きのカードが挟まれています。
そのカードを見ると間違いなく3人のお客様のカードです。

感想
俗にいう「コレクター現象」です。

このドン・イングランドの「ウルトラ・コレクター」はおそらくコレクター現象の中では最も易しい方法だと思います。

ただし、商品としては「バイスクルライダーバックの青」でしか演技が出来ませんが、私はお好みのカードでできるようにしています。

まだお持ちでない方はぜひ購入してみて下さい。

コストパフォーマンスの面から考えても十分元が取れると思います。
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2009年04月17日

マグネティック・メンタル・コントロール・デック

マグネティック・メンタル・コントロール・デック

magneticmentalcontrol.jpg

考案者 ダイ・ヴァーノン&レオ・ホロウィッツ
購入先 UGM
価格 1,500円
分類 クロースアップ・カード・テレパシー

現象
マジシャンは青裏と赤裏のデックを用意します。
マジシャンは青裏のデックから一枚選んで覚え、赤裏のデックに入れます。
そして赤裏のデックを表向きにしてよく混ぜます。
混ぜ終わったら表向きのままカードを置いて行き、お客様に「私が選んだカードをお客様に送ります。好きなところでストップと言って下さい。」と言います。
お客様がストップをかけたカードの裏の色が、なんと青裏です。

感想
ダイ・ヴァーノン&レオ・ホロウィッツの共作で1930年にラルフ・W・ハルが販売した作品だそうです。

このマジックはまさにトリックデックの古典に入ります。
ですので、意外とお持ちの方も多いのではないでしょうか?

長年生き残っただけあってインパクトは素晴らしいです。

だからと言って難しくありません。
ですので演技に集中できます。

私は完全にメンタルの演出で愛用しています。

まだ持ってない方は、ぜひ購入してみて下さい。

一つぐらい持っていても邪魔にはなりません。

素晴らしいマジックです。
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2009年04月11日

トライアンフα

トライアンフα

triumpha.jpg
※写真はイメージです。

考案者 紀良京佑
購入先 Trick Studio
価格 1,800円
分類 クロースアップ・カード・変化

現象
青のデックを一組用意します。
表向きにヒンズーシャッフルし、ばらばらのカードであることを見せます。
半分くらいでデックを二つに分け、片方をひっくり返し、表と裏にしてファローシャッフルを行います。
もちろん、このような混ぜ方をすれば表も裏も滅茶苦茶です。お客様にその状態をカットしながら示します。お客様もその状態が見て分かります。
しかし次の瞬間、カードがきれいに表向きにそろっています。どこにも裏向きのカードは存在しません。
しかもそれだけではないのです。なんと先程まで青かったデックはなんとすべて赤くなっています。
一組のデックの色まで一瞬で変わってしまったのです。

感想
関西の天才マジシャン、紀良京佑師の 「トライアンフα」 です。

私も一度だけ師の実演を見たことがありますが、とても不思議で思わず「えっ!?」と言ってしまいました。

クリーンでハンドリングにも無駄がなく素晴らしいマジックです。

素晴らしいトリックです。
トライアンフ自体ウケるマジックですが、さらにカラーチェンジングデックまで行えます。

しかも、このマジックが終わったあとはお好きなカードマジックを演じれます。
すなわちレギュラーデックになっているのです。

また、手順にも組み込みやすく大変重宝します。

私も何度となく演じていますが、滅茶苦茶に混ぜたはずのデックが元に戻るトライアンフ現象の部分だけでも驚きなのに、デックの色まで変わるのでお客様は大変不思議に思っていただける様です。

また、トライアンフを見慣れたお客様もカラーチェンジングデックのところで驚きます。

紀良京佑師のマジックは見た方なら分かると思いますが細部までよく考えられていて、マニアの方も驚き、しかも一般のお客様にもウケるというものばかりです。

私の尊敬するマジシャンの一人です。

この商品に興味がある方は「Trick Stdio」さんにお問い合わせ下さい。
紀良京佑師のマジックショップ「Trick Stdio」はこちら。
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2009年03月31日

スロップ・シャッフル

スロップ・シャッフル

slopshuffle.jpg

考案者 ?
書籍名 マーチン・ガードナー・プレゼンツ
著者 マーチン・ガードナー
分類 クロースアップ・カード・カード当て

現象
マジシャンはカードを混ぜます。
カードを表向きにスプレッドして、バラバラであることを示します。
マジシャンはさらにカードを無造作に表と裏にバラバラに混ぜていきます。
カットをして表の部分や裏の部分があることを示します。
しかし、マジシャンが指をならしスプレッドすると、カードは全て裏向きにそろっています。
しかも表に向けるとカードはダイヤとハート、クラブとスペードの赤と黒に分かれ、さらにA〜Kまで全てきれいにそろっています。

感想
このマジックはほとんどテクニックがいりません。
しかし効果は抜群です。

このマジックは実際は「お客様にカードを選んでいただき、表裏をバラバラに混ぜた状態にして、その状態から一瞬でお客様のカード以外の全てのカードを同じ向きにする。」というトライアンフのような現象ですが、私は上記のようなカード当てをせずに、ただ綺麗にそろえるという
現象を好んで演じています。

またカード当てをする時は、この「スロップ・シャッフル」と「シャーリエ・フォールス・ヘイモウ・シャッフル」、さらに「トライアンフ」と合わせて演じています。

しかし「マーチン・ガードナー・プレゼンツ」には、この現象は「カード当て」として記載されています。

また、このマジックは、シド・ロレインの「トプシー・ダービー・トリック」から「ブレーク、クリンプ、ハーフパス」を排除した作品だそうです。

私は「トプシー・ダービー・トリック」というのは、どんなマジックか知らないのですが、この記載からある程度、現象の想像ができます。

また、この「スロップ・シャッフル」は色々な方法が発表されています。

技術的に易しく、インパクトがありますので、覚えておいて損はありません。

また私は、初心者の方にマジックを教える際には、必ずこの「スロップ・シャッフル」をメニューに加えます。

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2009年03月22日

アンビリーシャス・カード

アンビリーシャス・カード

ambiletiouscard.jpg

考案者 益田克也
購入先  オフィスニシカワ
価格 3,150円
分類 クロースアップ・カード・消失

現象
マジシャンは一組のカードを示し、お客様にマジシャンに見えないように一枚選んでいただきます。
お客様に選んだカードを覚えていただきます。
その間、マジシャンはカードを見ないよう後ろ向きになっておきます。
お客様より裏向きにカードを受け取り、一組の真ん中あたりにそのカードを入れます。
途中で入れるのを止めてお客様にその状態を示します。
そしてマジシャンは「今日は真ん中に入れたカードが一番上に上がってくるというマジックはしません。
その代わりにカードを中に入れた瞬間に全く別のところに移動するマジックをします。よく見ていて下さい。」
と言いながら引き続きカードを中に入れます。
カードを完全に中に入れ、揃えます。
しかし次の瞬間、お客様が選んだカードだけが手元に残り、その他のカードが消えてしまいました。
「お客様以外のカードが全く別のところに移動しました。」と言いながら上着の右ポケットから移動した51枚のカードを取り出し示します。
なんと、お客様の目の前で51枚のカードがポケットに移動してしまいました。
演技後、一枚残ったカードをお客様にお渡しし、サインをしていただいてからお好きなマジックに移行できます。

感想
益田克也師の話題の新作「アンビリーシャス・カード」です。

現象、アイデア共に「さすが!」です。

すでにお気に入りとなり、手順に組み込んでいます。

TVで話題になり、発売直後マジックショップより一瞬で完売した話題のマジックです。

「購入できてない人はおそらく2005年内は手に入らないのは・・・ (2005年10月29日発売)」と言われています。

ちなみに上記手順は私が実際に演じているオリジナルルーティンです。

デビッド・ウイリアムソンの「51カード・トゥ・ポケット」が簡単に出来てしまいます(^^; 嬉しい限りです(^^;

文章のとおり、実は私はこのマジックは「エンディング」ではなく「オープナー」として使用しています。

それにより、お客様のカードが一枚になった後に、何も怪しい動作をせずにお客様に一枚になったカードを手渡し、サインしていただくことが可能になりました。

なぜこのマジックがこんなに早くお気に入りになったかと言うと、実は私のマジック「サジタリアス・カードルーティン」にぴったりつながったからです。

そしてもちろんのこと「究極のインパクトと意外性」だからです。

今ではこのマジックはお客様に「はじめて見た!」とか「まさか一枚になるなんて!」とか大変好評をいただき嬉しい限りです(^^;

ちなみにDVDでは益田克也師ご本人の演技と解説が収録されています。

まだ購入されていない方は種を見る前に必ずDVDの演技からご覧になることをお勧めします。

TVで見たと言う方でも必ず引っかかります。
素晴らしい演技です。

購入された方で試していない方もぜひお試し下さい。
お客様の驚き様に病み付きになりますよ(^^;
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2009年03月20日

ワイルド・カード

ワイルド・カード

wildcard.jpg

考案者 ピーター・ケーン
購入先  UGM
価格 1,500円
分類 クロースアップ・カード・変化

現象
お客様にデックより一枚カードを選んでいただきます。「ダイヤのJ」が選ばれました。
ここでマジシャンはもう一組デックを出します。
しかしそれは表面がすべて「ブランクカード」のデックです。
マジシャンはこのデックより8枚のブランクカードを取ります。
「ダイヤのJ」は8枚の真ん中、5枚目に入れます。
合計9枚あるカードを数え示し、間違いなく「ダイヤのJ」が5枚目にあることを確認していただきます。
裏面は9枚すべてが同じ模様です。
4枚のブランクカードを裏向きに向こう側に4枚置き、残り4枚のブランクカードを表向きに手前に置きます。
手元には「ダイヤのJ」が1枚残っています。
この「ダイヤのJ」を使い、まず向こう側4枚を「印刷」します。
次に手前側4枚を「印刷」します。
あっという間に8枚のブランクカードに「ダイヤのJ」が「印刷」されました。
驚異のパケットトリックです。

感想
ワイルド・カードです。
初めてのパケット・トリックがこれという方も多いでしょう。

基本的には「ジョーカー → ハートの5」だと思うのですが、私が使用しているのは「ブランク → 絵札」です。
つまり「変化」と言うより「印刷」です(^^;

もともと私が持っていたワイルドカードは「ジョーカー → ハートの5」、しかもブリッジサイズ(おそらく「キャラバン」)だったのですが、 紛失してしまいました(TT;

故に買いなおしたものが今のバイスクルポーカーサイズ「ブランク → 絵札」なのです。

最初、「印刷」は現象が予測できるため好きではなかったのですが、今ではすっかりお気に入りです(^^;

何故かというと「ジョーカー多数枚より、印刷前のブランクカードの方がリアル」、「お客様にデックから一枚選んでいただいたカードを印刷する方がリアル」だと思ったからです。

分かりやすくハッキリした現象で大変ウケるマジックです。

ただ、単調になりやすいのでその辺りは気をつけて演じた方がよいでしょう。
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2009年02月24日

クラブサンドイッチ

クラブサンドイッチ

clubsandwich.jpg

考案者 アンドリュー・ノルマンセル
購入先  UGM
価格 1,260円
分類 クロースアップ・カード・サンドイッチエフェクト・変化

現象
マジシャンは一組のカードを示し、そこからジョーカーを2枚取り出します。
お客様二人に一枚づつカードを選んで覚えていただきます。
そしてその2枚の選んだカードを一組の中に返していただき、よく混ぜます。
ジョーカーを2枚重ねて一組のカードの上に裏向きに置きます。
そして次の瞬間、裏向きの2枚のジョーカーの間に、表向きに一人目のお客様のカードが表向きに現れるのです。
もう一度、そのカードを一組の中に入れます。
その後に再び2枚のジョーカーを裏向きに一組の上に置きます。
しかし次の瞬間、先ほど中に入れた一人目のお客様のカードが、再び表向きに現れます。
ジョーカーと一人目のお客様のカードをそろえてひっくり返し、2枚のジョーカーを表にし、一人目のお客様のカードを裏向きにします。
二人目のお客様に、その裏向きの一人目のお客様のカードを取っていただき、表向きにしていただきます。
すると、なんとそのカードは二人目のお客様のカードに変化するのです。
演技後、お好きなマジックに移行できます。

感想
クラブサンドイッチです。

これもサンドイッチ・エフェクトです。

心理トリックが面白く好きなトリックです。

前にも書きましたが、サンドイッチ・エフェクトは大変ウケます。

一人のお客様のカードでサンドイッチ・エフェクトを行うなら「モーニング・サンド」を行いますが、お二人ならこの「クラブサンドイッチ」です。

ただ、マジックを始めたばかりの人がこのマジックを行うと、「トレバー・ルイス・モンテムーブ」 という心理的なトリックの部分で「?」となるかもしれません。

「本当に大丈夫?」と思うかもしれませんが、堂々と行えば絶対にばれません。

私も一度もばれたことがありませんので絶対に大丈夫です。

この「トレバー・ルイス・モンテムーブ」という心理トリックを利用した技法は私は大好きで、よく使用します。

「葵栄治ゴールド・ゾデアック・シリーズ」の中のマジックにもよく使用しています。

この心理トリックさえ気を付ければ、後は非常にやさしいです。

「技術不要」と言っても過言ではありません。

ぜひお試し下さい。

posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 🌁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月23日

トリビュート・トゥ・バローネ

トリビュート・トゥ・バローネ

tributetovarone.jpg

考案者 バローネ
購入先  UGM
価格 2,980円
分類 クロースアップ・カード・変化・瞬間移動

現象
一組のカードを示します。
蓋を開けカードを取り出した瞬間、何とカードの箱が4分の1程の大きさに縮んでいます。
次に一組のカードをリフルして、お客様に好きなところでストップをかけていただきます。
そしてお客様にストップと言っていただいたところのカードを見て覚えていただきます。
もちろんマジシャンはこのカードを見ません。
そしてマジシャンはもう一度、一組のカードを小さくなった箱に向かってリフルします。
箱が何かの衝撃で少し動きます。
マジシャンは「移動しました。」と言い一組のカードをリボンスプレッドして示します。
お客様の選んだカードが見当たりません。
次に一枚づつ数えて行きます。
何と52枚あるはずのカードが51枚しかありません。
間違いなく一枚消えています。
小さな箱をお客様に取り上げていただきます。
そして蓋を開けて中を確認していただくと・・・
なんと!四つ折になったカードが一枚入っています。
お客様自身でカードを取り出していただき、確認していただきます。
間違いなく先ほどお客様が覚えたカードです。
お客様の選んだカードが不可能な移動をしました。

感想
トリビュート・トゥ・バローネです。

マジック界に彗星のごとくに短期間だけ現れたアルゼンチンの天才マジシャン、バローネの作品だそうです。

ヘンリーエヴァンスが販売し、「バローネに捧ぐ」つまり「トリビュート・トゥ・バローネ」というタイトルになったそうです。

オープナーとクライマックスがあり、これ一つで完璧に完成されています。しかも大変ウケます。

しかも技術不要で、マジックを始めたばかりの方も何時間か台詞とルーティンを練習すれば実演可能なはずです。

バローネというマジシャンはまさに天才です。

私はこの他には 「バローネのライジングカード」 というマジックを少し前にミスターマジシャンさんより購入しています。

これはヘンリーエヴァンスの「ライジングカード」と同じトリックのようです。(持ってないので推測ですが(^^;)

とにかくこれはお勧めです。

持ってない方はぜひご購入下さい。

ただこのマジックは完璧に完成されています。

よほど良いアイデアがない限りは、ヘタにいじるよりそのまま演じたほうが良いと思います。

これは完璧すぎるマジックの欠点とも言えます。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 🌁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月10日

ミラージュ・デック

ミラージュ・デック

miragedeck.jpg

考案者 ラルフ・ハル
購入先  東京マジック
価格 1,800円
分類 クロースアップ・カード・ストップトリック

現象
お二人のお客様にお手伝いをお願いします。
一人のお客様に一組のカードをよく混ぜていただきます。
マジシャンはデックを受け取り一人のお客様にカードを一枚選んでいただきます。
選んだカードをお客様に覚えていただき、デックに返していただきます。
マジシャンはデックを軽く混ぜます。
デックをテーブルに置き、一人のお客様に好きなところから二つに分けていただきます。
分けたところのカードを見ると、何と先程覚えていただいたカードです。
カードを戻し、再び混ぜます。
マジシャンがデックをぱらぱらと弾くので好きなところに人差し指を入れていただきます。
なんと人差し指を入れたところのカードが先程覚えていただいたカードです。
再びデックを混ぜ、今度はもう一人のお客様にカードを一枚適当に選んでいただきます。
何とそのカードは先程覚えていただいたカードです。
あたかも伝染したかのように同じカードを選んでしまいます。
最後に軽く混ぜた後、上から一枚づつカードを配るので好きなところで「ストップ」と言っていただきます。
しかし、「ストップ」を言ったところのカードはやはり先程覚えていただいたカードでした。
まさに覚えたカードが「伝染」したかのようなマジックです。

感想
ミラージュ・デックです。
トラベリング・デックと呼ばれることもあります。

一時期、よく使ってましたが、現在はあまり使用しなくなりました。

が、ウケるマジックには違いありません。

まさに「パーフェクト・ストップ・トリック」です。

このマジックには通常、「ある」エンディングがあります。

私はこのラストが気に入りません。
ストレートすぎるからです。

しかし、演出によってはこのラストが成立する場合もあるようです。
(でも、やはり好きにはなれませんが(--;)

大変受けるマジックですが、もしこのマジックをやるなら他のカードマジックはやらない方がいいと思います。

なぜかと言うと、この系列のトリックを使うカードマジックは、その特性ゆえ、他のカードマジックがやりにくいのです。

それに、これだけで大変効果的ですので、印象を強くするためにも他のカードマジックにはお休みしていただいた方がよいでしょう。

テクニックいらずで大変効果的なマジックです。
posted by 葵栄治 at 00:00| 兵庫 ☁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月08日

トライアンフ

トライアンフ

triumph.jpg

考案者 ダイ・ヴァーノン
書籍名 スターズ・オブ・マジック
分類 クロースアップ・カード・カード当て

現象
マジシャンはお客様にカードを1枚選んで覚えていただきます。
覚えていただいたらカードをデックの中に返していただきます。
半分くらいでデックを二つに分け、片方をひっくり返し、半分裏、半分表、という状態にします。
そしてマジシャンはその状態で、テーブル上でリフルシャッフルします。
もちろん、このような混ぜ方をすれば表も裏も滅茶苦茶です。お客様にその状態をカットしながら示します。お客様もその状態が見て分かります。
しかし、そのままの状態でテーブルの上に広げると、なんと一瞬でカードがきれいに裏向きにそろっています。
しかも、よく見ると一枚だけ表向きのカードが存在します。
その一枚だけ表を向いたカードが、なんとお客様のカードだったのです。
マジシャンは表裏滅茶苦茶のカードを一瞬で揃えただけでなく、お客様のカードまで当ててしまったのです。

感想
ダイ・ヴァーノンのトライアンフです。

マジックをやっている人なら誰でも知っています。
最近ではTVでもよく見かけます。

私も大好きでよく演じます。
素晴らしいマジックです。

分かりやすくハッキリした現象ですので大変ウケます。

私もよく演じますが何の準備も要らないので大変重宝してます。

このマジックは「トライアンフ・シャッフル」という技法を使いますが、私は実は「ザロー・シャッフル」を使います。

中には「プル・スルー・シャッフル」や「ハインスティン・シャッフル」を使う方もいます。

どれを使っても現象面での目的が果たせるので、私個人の意見としては「どの技法でもO.K.!!」だと思っています。

何よりお客様はどれでやろうと関係ありませんし、同じに見えるようです。

また、私は混ざっている状態を示すためにデックをテーブル上に6つに分けて示す方法をよく使います。

面倒な場合はそのままカットだけで示しますが、シャッフル同様、お客様には同じに見えるようです。

まあ、色々なやり方がありますが、ウケる素晴らしいマジックには違いありません。
posted by 葵栄治 at 00:23| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月12日

21カードトリック

21カードトリック(トゥエンティ・ワン・カード・トリック)

21cardtrick.jpg

考案者 ?
書籍名 「あそびの冒険4」ミラクル・トランプ・マジック
著者 松田道弘
分類 クロースアップ・数理・カード・予言

現象
15枚のカードをお客様に見せ、1枚心に思っていただきます。
マジシャンはカードを裏向きのまま3つの山に分けて行きます。
お客様に3つの山から心に思ったカードがある山はどれか選んでいただきます。
この後、これを2回繰り返し、お客様に心にカードを強くイメージしていただきます。
マジシャンは裏向きにカードを配っていき、何かを感じたところのカードで配るのをやめます。
そのカードを見ると、なんと!お客様のカードです。

感想
松田先生の「あそびの冒険4」ミラクル・トランプ・マジックに載っていますが、このトリックは意外と知ってる方が多いのも事実です。

松田先生の本では9枚のカードを使用し、さらに「マジシャンズ・チョイス」と言うテクニックも使用する演出でしたが、私は上記の演出を使用しています。

私の演出は「マジシャンズ・チョイス」を使用していません。

なぜ使用しないかと言うと、やはりこのマジックが思った以上に有名で、「マジシャンズ・チョイス」を使用すると、それだけで、「ああ、あれか。」と言う反応を受ける場合が多かったからです。

現在の演出にしてからは、そのような反応も少なくなりました。

しかし、実際「21カードトリック」と言うのは前半部分だけで、後半は「マジシャンズ・チョイス」の演出になっています。

この「21カードトリック」は考案者は不明です。

数理マジックですが、心に思ったカードが当たるのはインパクトがあるようで、お客様のウケは大変いいです。

テクニック的には難しくないので、ぜひ演じてみて下さい。
posted by 葵栄治 at 00:01| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月28日

グランファーズ・レガシィ

グランファーズ・レガシィ

grandfatherslegacy3.jpg

考案 スタン・ロベンステン
購入先 オフィスニシカワ
価格 3,000円
分類 クロースアップ・カード・エースアセンブリー・移動

現象
マジシャンは4枚のエースを取り出し、写真のような配置で並べます。

grandfatherslegacy1.jpg

手前の3枚のエースの上に3枚ずつバラバラなカードを置きます。
エースを合わせた4枚のカードの山が3つ出来ました。

grandfatherslegacy2.jpg

4枚のカードを混ぜていくといつの間にか3枚になりよく見るとエースが消えています。
残りの2つの山のエースも混ぜているうちに消えてしまいました。
消えたエースは一枚だけ置いておいたエースの下より現れます。

感想
いわゆる「エースアセンブリー」現象です。

デビッド・カッパーフィールドのマジックを見て購入しましたが、付属の解説書を見て「ナニコレ?」と思った次第です。

「グランファーズ・レガシィ(祖父の遺産)」と言う明らかにカッパーフィールドを意識したタイトルなのに解説書は非常に素っ気ないものでした。

カッパーフィールドの演技は「おじいさんに教えてもらったマジック」としてムードのある音楽に合わせてエースオープナーから始まり、本編に入ります。

動画を見ても素晴らしい感動するマジックに仕上がっていますが、カッパーフィールドの演出で、カッパーフィールドが演じるからこそ、これだけ感動するマジックに仕上がるのでしょう。

またカッパーフィールドはエースの消失方法を毎回変えていて、これもこの演技を大変効果的にしています。

ただ、最後のエースの出現は通常のクロースアップでは難しいでしょう。

私もこの方法ではエースを現す自信がありません。

しかしエースアセンブリー現象としては実際はこの方が説得力があり、「マクドナルド・フォーエース」等は実際は「トランスポジション」現象に近いもののように思います。

しかし、やはりこの方法は現実的には難しく、決して不可能ではないものの、やはり安全に演じるのならば「マクドナルド・フォーエース」のように最後のエースの上にも3枚のカードを置く方が安全でしょう。

実際、私もその方法でしか人前で演じたことはありません。

しかし、そうなるとやはり「マクドナルド・フォーエース」を演じる機会の方が多くなるのも事実です。

しかし、このマジック自体は決して悪いものではありませんので、購入しても決して損ではありません。
posted by 葵栄治 at 00:51| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月29日

アンビシャスカード

アンビシャスカード

ambitiouscard.jpg

考案者 ダイ・ヴァーノン
書籍名 スターズ・オブ・マジック
分類 クロースアップ・カード・デック内の移動

現象
お客様にカードを一枚選んでいただきます。
サインをしてデックの真ん中あたりにサインカードを戻します。
指を鳴らすとサインカードが一番上に上がってきます。
繰り返し行うことも可能です。

感想
このマジックはTVでもよく演じられていますので、マジックをあまり見ない方もご存じかと思います。
前田知洋師やふじいあきら師も好んでよく演じておられます。

このマジックはとても使い勝手がよく、お客様の空気によって長く演じたり、短めに終わらせたり、自由自在に組み込めます。

またテーブルホッピングでも演じれますし、とても便利です。

ただ、単調な演技にならないよう気をつけなければなりません。

また、いろいろなクライマックスにつなげる事が出来ます。

主に私が使うクライマックスです。

1.「WOW!(益田克也/「WOW!すり替え用」と「ミニ・ヒンバーワレット」を使用)
2.ル・ポール・ワレット(ポール・ル・ポール/実際は「サコーワレット(ミスターサコー)」を使用しています。)
3.ファスナーポケット・パスケース(紀良京佑)
4.ベンデックス・ボムシェル(デイブ・ベンデックス/カーレルフォックスの手順使用)
5.カードをポップアップさせる。(考案者不明)
6.ミステリー・ボックス(ジョン・ケネディー)

他にも「カップス・ワレット」や「トム・マリカ・ワレット」等、たくさんありますが、だいたいこのくらいです。

皆さんもいろいろあると思いますが、やはりこの中で私的に最高なのは「ル・ポール・ワレット(ポール・ル・ポール)」です。

お客様の驚き方が明らかに違います。

やはり糊付けされた封筒からサインカードが出てくるのは強烈なようです。

さらに大人気の「WOW!(益田克也/「WOW!すり替え用」と「ミニ・ヒンバーワレット」を使用)」は便利です。

ビジュアルな変化と比較的リセットしやすいのと両方で重宝します。

また、アンビシャスカード自体が「TVのマジックを生で見れた〜」と結構お客様に喜ばれます。

お客様に喜んでいただけるなら、このマジックは覚えておいて損はありませんし、必ず覚えたくなるでしょう。

名作中の名作です。
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2008年11月15日

1,000,000/1の偶然

1,000,000/1の偶然

1000000-1coincidence.jpg

原題 ?
考案者 ?
書籍名 トランプマジック
著者 松田道弘
分類 クロースアップ・数理・カード・予言

現象
五枚五種類のカードをお客様とマジシャンで持ちます。
カードを後ろ手に持ちます。
まずマジシャンが先に、後ろから裏向きのままお客様が出すであろうはずの予言のカードを一枚、テーブルの上に置きます。
次にお客様に同じように、後ろから裏向きのまま一枚、テーブルの上に置きます。
またマジシャンが先に一枚目のカードの上に二枚目の予言のカードを一枚置きます。
お客様も同じようにします。
繰り返していき、マジシャンもお客様も五枚のカードを全てテーブルの上に置きます。
お互いに自分の置いたカードを持ち、一枚づつカードの並びを確認していきます。
五種五枚のカードすべてが同じ並びになっています。


感想
「1,000,000/1の偶然」とタイトルしましたが、「トランプマジック」には「百万に一つの偶然」とタイトルされています。

このマジックの正式名称、考案者は不明です。

昔からある有名な原理を使用しています。

もちろん上記の文章は一部を省略しています。

しかし、お客様には上記の内容のように見えるはずです。

少しテクニックが必要ですが、難しいものではありません。
原理さえしっかり覚えれば実演可能です。

しかし、欠点としてはあらかじめ準備が必要です。

これが結構面倒なため、演じる方が少ないのかも知れません。
実際、私も思い出したときくらいしか演じません。
(だからといって悪いトリックではありません。)

「トランプ・マジック」にはスペードとクラブの1から5までのカードを使用していますが、ESPカードでも可能です。
(私はESPカード派です。)

esp1000000-1coincidence.jpg

また、ESPカードで演じれば非常に不思議な雰囲気を醸し出すことが可能です。

ぜひ一度、演じてみて下さい。

※この「トランプマジック」は素晴らしい本ですが、残念ながら絶版です。
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2008年11月02日

クロック・オブ・サンマルコ・スクウェア

クロック・オブ・サンマルコ・スクウェア

clockofsanmarcossquare.jpg

考案者 ジョン・グッド
購入先  東京マジック
価格 28,000円
分類 クロースアップ・カード・カード当て・スピリットマジック

現象
お客様に一組のトランプよりまず「覚えていただくカード」を1枚選んでいただき、覚えていただきます。
次に「覚えていただかないカード」を5枚選んでいただきます。
「覚えていただくカード」1枚を「覚えていただかないカード」5枚の中に入れてよく混ぜていただきます。
証拠としてメモ用紙にボールペンで「覚えていただくカード」の名前を記入していただき、メモ用紙を四つ折にして左手に握っていただきます。
デックを真ん中にして、その周りに「覚えていただくカード」1枚、「覚えていただかないカード」5枚の計6枚のカードを時計のように円形に並べます。
次にデックの上にボールペンを置きます。そしてその上にお客様に右手をかざしていただきます。
そして覚えたカードを強くイメージしていただきます。
すると、なんと!デックの上のボールペンが回転し始めます。
まるで時計の様です。
やがてボールペンが回転を止めます。
ペン先が一枚のカードを指し示しています。
指し示した以外のカードを表にします。
お客様が覚えたカードはありません。
メモ用紙を見せていただきます。
そしてペン先が指し示した一枚のカードを見ていただきます。
メモ用紙のカードとペン先が指し示した一枚のカードが一致します。
お客様のイメージがペンを動かしカードを探し当てました。
驚異的なマジックです。

感想
「クロック・オブ・サンマルコ・スクウェア」です。
このマジックは最初に見た時どう見てもマジックには思えず、恐怖を感じたのを覚えています。

とにかく驚異的なマジックです。

あの「パーフェクトタイム」で有名なコレクターズ・ワークショップ製の超精密、超高価なマジックです。

私が最初に見たのはMr.マリック師の演技でした。
マリック師が演じていた時は「タバコの箱とボールペン」のセットで「こっくりさん」として演じられていました。
大変気持ち悪かったのを今でも覚えています。

私は上記の手順で実演していますが、「キャ〜〜!!」とか「気持ち悪い〜!!」とか言われます。それだけ驚異的なのでしょう。
(しかし、できれば「気持ち悪い〜!!」はやめていただきたい反応ですが(^^;)

とにかく上にも書いたように、私自身も最初の感想はそうでしたから気持ちは分かります。

もちろんそれだけではなく確実にお客様の印象には残っているようでインパクトはかなりのものと想像できるでしょう。

しかし残念ながら現在は製造されていないようです。

変わりにメーカーは違いますが同現象で「PSIシャーピー」と言う商品が販売されているようです。
ただし、ある部分がかなり気になるそうです。
(最近はこれを改善した「PSIシャーピー2」が販売されているそうですが、「クロック・オブ・サンマルコ・スクウェア」の足元にも及ばないそうです。)

後「サイキックスピナー」と言う商品もありますが、これはお勧めしません。(私個人の意見です(^^;)

とにかく凄いマジックです。お持ちの方はぜひ実演して下さい。

posted by 葵栄治 at 00:55| 兵庫 ☔| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

ドリーム・クィーン

ドリーム・クィーン

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原案 ニック・トロスト
原題 デュース・ユー・セイ
購入先 オフィス・マジックファンタジア
価格 1,050円
分類 クロースアップ・カード・メンタル・予言

現象
テーブルの上に4枚のクィーンが入った封筒を置きます。
お客様にダイヤ、クラブ、ハート、スペードのクィーンの内、どれか一枚を心に思っていただきます。
封筒からカードを取り出しファン状に広げるとお客様が選んだクィーンだけ表向きになってます。
しかもそのクィーンのみ裏の色が違います。
お客様のクィーンはあらかじめ予言されていたのです。

感想
「Bウェーブ」という作品がありますが、このマジックはそれより前に考案されたものです。

バーバル・フォースは使用しません。
完全フリーチョイスです。

こう聞くと「すごい!」と思うかもしれませんが、Bウェーブと違い、封筒に入れなければいけません。

また「予言のカードを示し、裏の色が違う事を示す。」と言うところでマジックは終了します。

つまり「白いカード」はありません。

まあ、封筒に入れる、白いカードが無いくらいの事は一般のお客様から見れば大した問題ではありませんが、他にも最大の欠点があります。

それは「マジシャンの記憶する部分が増える。」ということです。

マジシャンの負担が増え、演技の集中という点でBウェーブと比べると大きなマイナス要因です。

このあたりがBウェーブと比べヒットしなかった原因の一つでしょう。

「Bウェーブを知っていてこのマジックは知らない。」という方に演じれば、それなりにいいでしょうが、それ以外の場合はやはり「Bウェーブ」に限ります。

ただし、これはあくまで私の個人的意見です。

決して悪いマジックではありませんので、購入して損はありません。

アクセントをつけるために「Bウェーブ」と交代で演じてもいいと思います。

またこのマジックは「メンタルキング」と言うジャンボカード版もあります。

posted by 葵栄治 at 00:03| 兵庫 ☁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月11日

Bウェーブ

Bウェーブ

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考案 フィル・ゴールドスティン
購入先 謎屋
価格 2,100円
分類 クロースアップ・カード・メンタル・予言

現象
テーブルの上に4枚の青裏のクィーンを伏せて置きます。
お客様にダイヤ、クラブ、ハート、スペードのクィーンの内、どれか一枚を心に思っていただきます。
カードをスプレッドするとお客様が選んだクィーンだけ表向きになってます。
しかもそのクィーンのみ赤裏です。
残りのカードは全て表が白いカードになっています。

感想
フィル・ゴールドスティンことマックス・メイビン師(マックス名人)の作品で、メンタル・パケット・トリックの最高傑作です。

バーバル・フォース(言葉によるフォース)とギミックカードを使用しムダを省いた、まさに「シンプル・イズ・ベスト」と言う言葉がふさわしい作品です。

私は持ち歩き用マジックとして、常に身に付けています。

このマジックは「心に思ったカードを予言する。」のが最高なのですが、私はわざと「名刺の裏」にお客様の心に思ったカードを書きます。

これは私が「自己紹介マジック」として使用しているためなのと、お客様に「心に思ったカードを記憶する。」負担を減らすためにわざと行っています。

「ジャイアントBウェーブ」もパーラーやステージでもよく使用しますが、手順はこれと同じです。

この「紙にお客様の心に思ったカードを書く。」行為は賛否両論あると思います。

しかし、この「Bウェーブ」でお渡した名刺を見るたびマジックを思い出して頂けるなら・・・と思い、この方法で演じ続けています。

メンタルマジックが好きな方は既にお持ちと思いますが、まだの方は必ず手に入れて下さい。

「20世紀最高のメンタル・パケット・トリック」と言われる所以が分かると思います。
posted by 葵栄治 at 02:05| 兵庫 ☁| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月10日

Do as I do

Do as I do

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考案者 ?
書籍名 超能力のトリック
著者 松田道弘
分類 クロースアップ・カード・メンタル・一致

現象
赤裏、青裏2組のデックを用意します。
お客様に好きな方のデックを選んでいただき、お渡しします。
(仮に青裏。)
お客様にマジシャンと同じ動きでカードを選んでいただきます。
するとお客様とマジシャンの選んだカードが一致します。

感想
私が最初に意識して行ったメンタル・カード・マジックです。

松田道弘先生の「超能力のトリック」で初めて知りました。

cyounouryokunotrick.jpg

単独で演じたら、マジックをやらない人でも知っているような単純なトリックですが、演出やちょっとしたアイデアでここまで素晴らしいマジックになるとは思いませんでした。

解説を読んで感動した記憶があります。

覚えた次の日、早速演じましたが、周りの驚きようがすさまじかったのを今でも覚えています。

しかし、今考えれば少し手順が長いような気がします。

そのせいか最近はまったく演じていませんが、今でも十分に通用するトリックです。

私はこのマジックが「超能力のトリック」以外で解説されているかどうかは知りませんが、もし、この本を読む機会があればぜひ覚えて演じてみて下さい。

ちょっとしたアイデアや演出が重要であると気付くはずです。

私がマジックにハマるきっかけになった懐かしいトリックです。

※松田道弘先生の「超能力のトリック」(講談社現代新書/1985/550円)は現在、絶版です。いい本なので残念です。
posted by 葵栄治 at 01:00| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

Dr.ジェイコブ・ダーレーのラスト・トリック

Dr.ジェイコブ・ダーレーのラスト・トリック

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考案者 Dr.ジェイコブ・ダーレー
書籍名 ザ・ダイ・バーノン・ブック・オブ・マジック
分類 クロースアップ・カード・位置交換

現象
4枚のAを取り出します。
赤いAをマジシャンの手元に残し、黒いAをテーブルに裏向きに置きます。
しかし、テーブルに裏向きに置いた黒いAをめくると、赤いAになっています。
マジシャンの手元のカードは黒いAになっています。

感想
このマジックは、現象が非常に分かりやすく、またレギュラーカードで出来ますので、いつでもどこでも即実演可能で重宝します。

TVなどでもよく演じられていますので、知っている方も多いのではないのではしょうか?

そのくらいよく演じられる非常に有名なトリックです。

このマジックは「ザ・ダイ・バーノン・ブック・オブ・マジック/ルイス・ギャンソン(1956)」に載っていますが、実際、私がこのマジックを覚えたのは高木重朗先生の「奇術入門シリーズ・カードマジック(東京堂出版)」の「ジェイコブ・デイリー博士のエースの入れかわり」を見てです。
(最近、マジックを始めた方はこの方が多いかもしれません。)

このマジックは色々なマジシャンが導入部やカードのめくり方などに工夫をしていますが、私も演じる際は少しだけ工夫しています。

私の場合は、黒いAをテーブルに置くのですが、導入の際にお客様に「『黒いA』で『赤いA』を挟み込みます。」と言い、「黒いA、赤いA、赤いA、黒いA」と、はっきりディスプレイを示します。
ちなみにビドルムーブは使用しません。
(実際はここまでしなくてもいいと思います。
まさに「マジシャンの考えすぎ。」ですが、やはり好きなので使用してしまいます。)

その後、裏返して4枚を示してからトップカードをめくり「一番上は『黒いA』でしたね。」と言い、カードを示してテーブルに置き、次にボトムのカードをトップに持ってきて「一番下も『黒いA』でした。」と、カードを示しテーブルに置きます。
(グライドを使う手順も存在しますが、私は使用しません。)

私の手順はDLは1回ではなく2回使用します。

また、この為だけに特殊な技法を開発しました。
この技法は、この「ラスト・トリック」以外に使い道がありません。
(出来うる限り調べましたが、この技法は発見できませんでした。
しかし、この技法の種類自体が膨大な数なので、アンダーグラウンドで存在している可能性があります。
ですので、もう少し調べてからお伝えしたいと思います。)

また、カードをめくる際は、手元のカードからめくる方も結構多いようですが、私は原案通りテーブルからめくります。

なぜなら、「テーブルに置き、テーブルからめくる。」方がお客様には分かりやすいはずだからです。
(ただ、私自身、演出によってはこれに当てはまらない場合もあります。
しかし「トランスポジション現象」ならば、基本的にややこしくならないように「一ヵ所集中」の方がお客様にはやさしいと思います。)

ただ、導入部を変えた時点で、「Dr.ジェイコブ・ダーレーのラスト・トリック」ではなくなったような気がします。

本来、この現象に色々な工夫を施し、完成された手順にしたのが「Dr.ジェイコブ・ダーレーのラスト・トリック」だからです。

なぜなら、この現象自体はダーレーのオリジナルではなく、ダーレーよりも前に発表されていて、ターベルコース・イン・マジックの第5巻(1948)にミルボーン・クリストファーの「レッド・アンド・ブラック・エーセス」として載っています。

しかし、だからと言ってこの現象はミルボーン・クリストファーが原案ではないようで、誰が考案したかは不明のようです。

しかし、ダーレーの作品が「ザ・ダイ・バーノン・ブック・オブ・マジック(1956)」に載ることで、この現象が有名になったのは間違いないことです。

また、このマジックの名前の由来も非常に有名です。

ダーレーが1954年2月にマジックを演じた直後、心臓麻痺で突然死する何日か前の日にニューヨークでこのマジックを発表しました。

このことからダーレーの最後の作品として「Dr.ジェイコブ・ダーレーのラスト・カード・トリック」と呼ばれるようになりました。

色々な話題、発見、理論、逸話があるマジックです。

とにかく、このマジックは覚えておけばいつでもどこでも実演出来、重宝します。

マジシャンの必須科目の一つでしょう。

※このマジックは最近の日本語の解説は「ザ・マジック第51号」があり、「やさしいカード・トリック ドクター・デイリーのラスト・トリック」として二川滋夫先生が解説されています。
posted by 葵栄治 at 13:57| 兵庫 ☀| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月13日

セル

セル

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考案者 デビッド・ストーン
購入先 フレンチドロップ
価格 5,000円
分類 クロースアップ・カード・移動

現象
携帯電話を示し、テーブルに置きます。
お客様にカードを一枚選んでいただきます。
サインをしてカードをテーブルに置き右手で押しつけます。
右手を上げるととサインカードが消えています。
消えたサインカードは携帯電話のバッテリー部分から四つ折りで出現します。

感想
これは昔からある「サインド・カード・トゥ・ザ・ボックス」で、それを携帯電話のバッテリー部分から取り出すことが可能です。

よくできたギミックで、ほとんどの携帯電話に使用可能です。

また「第一回UGMクロースアップマジックコンベンション」でデビッド・ストーン師自らレクチャーでギミックの使用方法や実演をしてくれました。

そんなこともあり購入したのですが・・・

確かに携帯電話を持っていれば簡単な準備で即実演可能で、大変重宝します。

しかし・・・

アイデア、ギミック等、問題は無いし、愛用する方も多いと思うのですが、「私には合わなかったな〜」と言うのが正直な感想です。

なぜかリアリティを感じないのです。

私自身、そんな気持ちで演じているせいか、よく使用するジョン・ケネディーの「ミステリー・ボックス」やフレッド・カップスの「サインド・カード・トゥ・ザ・ボックス」、また単純に「クリップに四つ折りのカードを挟む方法」に比べ、お客様の反応がイマイチに感じてしまうのです。

そんなこともあり、携帯電話は「セル仕様」なのですが、使うのはジョン・ケネディーの「ミステリー・ボックス」になってしまいます。

これは私的な意見です。

ギミックは大変よく出来ていますので、購入しても損はありません。

むしろ「いい!」と感じる人も多いはずです。

興味のある方はご購入下さい。
posted by 葵栄治 at 17:00| 兵庫 ☔| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

ピアノ・トリック

ピアノ・トリック

pianotrick.jpg

考案者 ?
書籍 カードマジック事典 他
分類 クロースアップ・カード・瞬間移動

現象
マジシャンはお客様の両手をお借りし、「ピアノを引くときのような形にして下さい。」と言い、実際にお手本を示します。
お客様がお手本どおりに両手をピアノを引くときの形にしていただいたら、その指と指の間にカードを2枚づつ入れていきます。
「偶数です。」と言いながらカードを2枚づつ7箇所に入れます。
最後の一箇所は「奇数です。」と言い、一枚だけカードを入れます。
続いて、2枚づつ7箇所に入れたカードを「偶数です。」と言いながらテーブルの上に分けて、二つの山を作りながら置いていきます。
最後の一箇所のカードを裏向きに示しながら「どちらの山を奇数にしますか?」と、お客様にお聞きします。
お客様が指示した山をマジシャンが取り上げ「奇数です。」と言い最後の一枚のカードを山の上におきます。
しかし、次の瞬間、マジシャンが持っている「奇数枚の山」を数えながらテーブルに置いて行くと、なんと「偶数枚」になっています。
そして「偶数枚」だったテーブルの上のカードは「奇数枚」になっています。
カードが一枚、瞬間移動したのです。

感想
「ピアノ・トリック」です。

マジックを始めた頃、読んだ本に必ずと言っていいほど載っているマジックです。
とても素晴らしいマジックです。

またウケます。
それもメンタル的なウケ方です。

マジシャンが何もしていないように見えるのに現象が起こっているので、お客様にしてみれば、かなり強烈です。

しかも、このトリックにはスライハンドは必要ありません。
台詞が全てです。

ですのでカード状のものであれば、借りたデックでも、100円ショップのトランプでも、テレフォンカードでも問題ありません。

ですので、私は名刺を使用したり、上の写真のように「コマーシャルカード(新品のデックに入っている「トランプ」以外のカード)」を持ち歩き「リサイクルマジックです。」と言いながら使用することもあります。

まあ、これは単純に「雰囲気を変える」と言う意味で使用するだけで、実際は普通のデックを使用することが多いです。

ただ、初めての方は、ある「心理トリック」の部分で「本当に可能なの?」と思うかもしれません。

が、何の問題もありません。
「本当に可能」なのです。

また、私のやり方は色々な本等のやり方とは違い、上記のやり方、「偶数」「奇数」と日本語ではっきり言いながら演じます。
長年、この方法で演じていますが、抵抗感を感じたことは一度もありません。

むしろ「ペア」「オッド」の方が違和感があります。

演じる側が違和感を感じるということは、少なくともお客様にはいい影響を与えないと思います。

自信なく演じるくらいならやらない方がマシです。

実際、賛否両論あると思いますが、私は「偶数」「奇数」派です。

また「移動したカードを明確化する。」とか「あの手の形が意味がなく怪しい。」等、その点を解消すべく色々な改案が出ているようですが、私はこれらはややこしくなるだけで少なくとも「改良」されてはいないと感じてしまい、演じる気すら起きません。

まあ、演じてからでないと文句も言えませんが、私自身はこの原案が最高と思います。

この点も賛否両論ありますが、逆からいえばこのトリックが議論の的になるほど素晴らしいトリックだということを物語っています。

とにかく、自信を持って堂々と行えば絶対に大丈夫です。
私は「ピアノ型の手」「偶数」「奇数」のやり方で一度も失敗したことがありません。

「ピアノ・トリック」ぜひ一度お試し下さい。

posted by 葵栄治 at 06:10| 兵庫 ☔| カードマジック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする